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FXチャートとは
FXチャートとは、過去の為替レートを
縦軸→価格
横軸→時間
で表したものです。
このチャートを見れば、過去の為替レートの動き、つまり相場の流れをつかむことができます。
時間はいくつかの段階によって区切ることができ、以下の4種類に分けられています。
チャートの時間足
時間周期 | 概要 |
日中足 | 日よりも短い周期でローソク足1本のチャートを形成しているもの。 5分足・10分足・1時間足・4時間足など。 |
日足 | 1日分の値動きをローソク足1本として計算しチャートを形成しているもの。 |
週足 | 1週間分の値動きをローソク足1本として計算しチャートを形成しているもの。 |
月足 | 1ヶ月分の値動きをローソク足1本として計算しチャートを形成しているもの。 |
日中足は短期的な値動きをみるために使われ、月足は長期的な値動きをみるために使われます。
このように、トレードのスタイルによってチャートの時間の区切り方は変わってきます。
チャートの種類
チャートには様々な種類がありますが、その中でも代表的な3つを紹介します。
- ローソク足チャート
- バーチャート
- ラインチャート
①ローソク足チャート
最もよく見かけるのがこのローソク足チャートです。
チャートの形がローソクに似ていることが名前の由来となっており、日本で非常に人気があります。
②バーチャート
名前の通り、バー(棒線)で表示されているチャートです。
こちらは比較的アメリカで人気となっています。
③ラインチャート
ローソク足チャートやバーチャートと違い、値動きを1つのラインで表した、最もシンプルなチャートです。
大まかな値動きを知りたい時によく使われます。
チャートソフトについて
FXのチャートソフトは、各証券会社が独自の機能を備えており、その特徴は様々です。
そんな中、僕のオススメはMetaTrader(MT4)です。
こちらからアプリはDLできます。
MT4は世界中のトレーダーが愛用しており、僕が紹介している自動売買システムでも、このMT4を使用しています。
ローソク足ってなに?
上記で解説したローソク足チャートの「ローソク足」について解説していきます。
ローソク足が表す4つの値
このローソク足は、始値(OPEN)、終値(CLOSE)、高値(HIGH)、安値(LOW)の4つの値を表しています。
始値:その時間(日、週)の最初に提示されたレートのこと
終値:その時間(日、週)の最後に提示されたレートのこと
高値:その時間(日、週)の中でもっとも高い値段で提示されたレートのこと
安値:その時間(日、週)の中でもっとも安い値段で提示されたレートのこと
この4つの値の中でも、「終値」は市場が最終的にたどり着いた価格として最も重要視されます。
2色のローソク足
ローソク足には2種類あり、その色によって区別することができます。
この色はインターフェイスごとによって様々なので、しっかり違いを抑えておきましょう。
- 陽線
- 陰線
①陽線
陽線とは、終値が始値よりも高いレートで終わった足のことで、そのローソク足が形成された時間帯において、レートの上昇を表します。
②陰線
陰線とは、終値が始値よりも低いレートで終わった足のことで、そのローソク足が形成された時間帯において、レートの下降を表します。
最後に
今回は、チャートの見方とローソク足について解説させていただきました。
FXでは、相場の流れを常に意識しながら、トレードをしていく必要があります。
そのうえでチャートの理解は必須といえます。
自動売買システムを使っていくうえでも、相場の流れをつかめた方がリスクが減ることは間違いありません。
今回は最低限抑えてほしい内容のみ解説しています。
是非、一通り理解できるようにしていきましょう。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。