ポジションの基本的な考え方
FXで取引をする際は
- 安く買って、高く売る
- 高く売って、安く買い戻す
という2つの切り口から利益を上げることができます。
つまり、通貨を「買い」からだけでなく、「売り」から始めることができるのです。
これを「空売り」といいます。
ポジションとは?
FXでのポジションとは
- ある通貨を買っている
- ある通貨を売っている
という状況を指す言葉です。
通貨を買っている状態や売っている状態を
「ポジションを持っている」
「ポジションを保有している」
などと表現します。
ちなみにポジションを持つことを「エントリー」と呼びます。
ポジションの種類(ロングとショート)
ポジションには2種類あります。
- ロングポジション
- ショートポジション
①ロングポジション
ロングポジションとは「買いポジション」のことです。
買った通貨が値上がりしたときに決済すると利益になります。
逆に値下がりしたときに決済すると損失が発生します。
②ショートポジション
ショートポジションとは「売りポジション」のことです。
売った通貨が値下がりしたときに決済すると利益になります。
逆に値上がりしたときに決済すると損失が発生します。
自動売買システムにおけるポジション
裁量トレードでは、チャートを見て、相場の流れを掴んでから自分の判断でエントリーをし、ポジションを持ちます。
しかし、自動売買システムを使っていく場合、システムが独自のロジックに従って、自動でポジションを持ち始めます。
そのタイミングや、どのポジション(ロングorショート)を持つのかはシステム次第ということになります。
自動売買システムを使う際は、まずどんな相場の時にどういったポジションを持つようになるのかを把握しましょう。
最後に
今回はポジションの基本的な考え方と種類について解説させていただきました。
ポジションについては、正直トレードを始めていけば、感覚で理解できるようになります笑
ただ、たまに自動売買システムを使っており、ロングとショートの違いを理解していない方がいらっしゃることもあります。
こういった意味を逆に捉えてしまうと、コミュニティなどでこういった話が出てきたときに混乱してしまいますので、基本用語としておさえておきましょう。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。